最近考えたこと・確定前の凝視の質と範囲は自分の連鎖力・戦術レベル

とても大事な事実だと思います。

まず、以下の例を見て、自分が使用可能な形か、どんな風に置くか
それを考えてみます。

まずは土台〜前半です

非常に基本的な形なのですが、ここで
・折り返しの頭につけて伸ばす
・連鎖尾を効率よく+2連鎖する
・中央を開けて大型2ダブを保持する
といった選択肢のうち「自分がどれを使えるか」で凝視の精度、範囲が変わるのは
至極当然のことと言えます。

全部使用できる人には

1A 1B 1C

こんな感じに「先」をイメージすることができます。
この場合は3手ですから「変化に成功」すれば3手先には自分はそれだけ有利になっている
可能性が高くなります。(俺は見えてても失敗することが非常に多いです、難しい;;)

逆にこのような形を使わない、使えない、意識しない人にとっては
①の形であるといった以上の情報は非常に発見しにくく、「凝視する意味が薄い」ことになります。


次に中盤の例です

これは色々な選択肢がある形ですが、これについても、やはり本人の連鎖力と視野です。

例えば俺がこの形を多少凝視に意識を傾けた場合、次のような情報を得ます。

・いつでも2連鎖はくる
・3,4列くらいのやや大型催促がくるかもしれない
・主砲にもなる
・変化されたら大威力になる

多分、ある程度連鎖力がある人がしっかり見れば、同じような情報を得るでしょう。

では、ここであまり意識せずに凝視した場合はどうなるでしょうか?

どうも、意識せずにする凝視では「自分の普段連鎖を組む場合の集中する視野」で
相手を見ることになる場合が多いようです。

つまりうちが意識せずに②の形を見た場合
入ってくる情報はこんな感じになります。

2A

かなり狭いのがわかると思います_| ̄|○
そしてここで俺の欠点であるのが、情報がこのように変化した場合です

2B

このような類の情報を得た時点で、「そこのみ」に対応を特化させてしまい
後々の形が大きく悪形になる場合がかなりあります。

流れとしては
・相手に攻撃の「可能性」が確定した、対応しよう

・そちらに意識をとられ、視野が自分の「対応」と相手の「攻撃」のみに限定される

・「対応」を急ぐあまり、大局的に見れば悪手である手を連発する

・相手にもう1変化されるか、悪手が響いて後半崩壊

・押し負けて死亡

相手にあわせて変化し、敵の選択肢を塞ぐというのは、理想的に聞こえますが、実はかなり
無理を含んでいるのが事実です。・゜(つД`)゜・。

なので②の形からの全ての選択肢を読みきって防ぐというのは
考え方として正しくはありますが、リアルでないように思います。

それよりも、自分の形をよくすることで幅を広げ、「相手よりも結果積みの幅が広かった」
という形でうち勝つ方が現実的かつ理想的だと思います。

今はちょっとモチベが落ちてしまっていますが、色々と研究は地味に進んでいるので
そちらが完成するように頑張りたいところです。