逆の基本

「こう置くと次が広がる」
「こう置くと後で組みやすい」
これはぷよらーなら誰でも研究することです。

しかし逆に
「こう置くと後で困りやすい」
「こう置いた後はこう置くとほぼ失敗する」
といった
「失敗する元」という逆の基本ががっちりしている人は、極少数です。
もちろん、俺もできていない部分が多いので偉そうな事は言えません。

しかし「発想力を鍛える」「咄嗟の連鎖力を伸ばす」といったことが
家の快適さや利便さ、装飾などを磨くような事であることに対し。
「失敗の原因を知る」
というのは、土台作りに近いのです。

例えばこんな形。
  

多分、多くの人がこんな形で困ったことがあるのではないでしょうか。

①は非常に伸ばしにくいです。
この形で相手の主砲を誘っても、こちらはかなり厳しいでしょう。
6だけでなく4の緑も序盤に使わなければ暴発するし、かといって埋めては発火が遠くなります。
こういう状況にしないのが一番ですが、してしまったらどうできればなんとかなりそうか?
考えてみないとだめです。

②は時々発生しているのを見ます。
逆発火の切り替えという手もありますが、右3列を「上手に」使ってやればどうとでもなります。
どうやったら上手くリカバリできるか、研究したり上級者に聞いたりするといいです。

③は黄色の置き位置がタブーにひっかかっています。
赤の上の黄色から赤への流れに捉われると、隙が大きくなったり変な形になるかもしれません。
上へ伸ばしたり、黄色から紫、紫発火など、柔軟に探しながら
2ダブに変化させたり、そのまま主砲にしたりするといいです。

どれも置き方一つで回避できる基本的な困る元なので、回避しましょう。

「凄い積み方と手順百選」よりも「陥りやすい勘違いやタブー百選」の方が
トップ層以外ののレベルにいる人が強くなるには向いているのかもしれません。