発火点とか連鎖の数とか

発火点がどこまで見えてるかとか、どこにどんな連鎖があるのか
そういうのをどの程度わかってるかでその人の連鎖能力とか強さは大体把握できます
今日はそんなお話

まず、この状況(左上から現ツモ・ネクスト・ネクネク)で、相手が即発火可能な5連保有で3ダブを発火してきた場合
自分の使用可能な手はいくつみえるでしょうか?

まず、主砲の場合は、5ダブと、2トリの7連があります
5ダブで主砲を発火してしまう人は比較的、凝視も連鎖能力も低めかもしれません
2トリの7連を発火する人は、見切って計算しきっているなら、結構な実力者でしょう

催促へ、こちらも小連鎖で対応をする場合、この形には無数の選択肢があります
あわてて2ダブの3連を発火してしまう人がいそうですが
2手での4連4・5・7個消しの3種や3手での2トリ・3ダブ・3ダブ4連なんかが
ありますから、そういう人はそちらも考えてみるといいと思います


次に、こんな場合

ものすごい典型的な形ですけど

左上が埋まっているからといって、2ダブや3連なんかしかけちゃいけません
ツモがよければ1手で2トリ、そうでなくても2トリ、最低2ダブが紫発火で飛んできます

だからといって5連催促なんか撃ってもいけません
左上を完成させて5連や6連がくるかもしれませんし、この形を使い慣れていれば
経験でわかるんですけど、即発火は5ダブの6連なのでクロスされかねません

こういう時に有効なのが1連鎖あ、もちろんここまでに
1回も連鎖をしていないのが前提です

ここまで1回も連鎖をしていない1連鎖だと、4個消しでも3,4個、5個消しでほぼ一列
おじゃまが発生することになります、上級者の好んで使用する札の一枚です
無駄なぷよを1回でも消してしまうと使用できない札なうえに、千切りが少ないほど威力が増す特性があるので、これをよく狙って使える人はうちの評価方式だと、最低6の基礎連鎖能力を持っているといえます

ない場合でも9個くらいの1連鎖を組んでみるとかで代用できるので、そっちも無難かも

後、この連鎖にはもう1箇所、実力を測ることのできる部分があります
相手と伸ばしあいの大連鎖合戦になったときの伸ばし方です

こんなふうに伸ばすのが一般的だと思いますが

ここで、こんな伸ばし方ができる人は、連鎖能力が高いです、最低7以上あります


一見左から右へしか進まない連鎖でも右から左への催促を兼ねていたり
とんでもないずれかたを含めてあったり、見難い方法をとっていたり
この人の催促がどこからくるのかわからない!というのはそういうのが原因なんです

例えば、簡単な例だとこんなの

相手が3ダブとかを撃ちたそうにしてる時に、こんな5連をこっちから先打ちすると
こういう連鎖の流れが頭にない人には確実に3ダブ撃ってきてくれます
紫が3列で、大きく縦に離れる散り方をしているので、パッと見3連にしか見えないんですまた、紫に気付けたとしても、緑を見落とす可能性もまた高いです
ちゃんと見ている人でも、紫が見えた→3連に見せかけた4連か→3トリで返り討ちにしよう
という早とちりを起こす可能性があります

ALF氏のHPに、10%見切りにくくなるだけでも全然違う、という言葉がありますが
まさにその通りなんです、10%を3箇所も埋め込めば、もうそれは見切るのが困難な連鎖

もっと嫌な例     

①=通常の連鎖に見せかけた2ダブ、しかも即追撃あり
②=連鎖が下にやや潜りまされているうえに、赤が4列に散っているため非常に見難い
③=自然な流れの中での潰し保持


なんかどんどんメインの趣旨から外れていっている(==;