連鎖能力で変わる処理の視野・リカバリ

今日は連鎖能力と視野の密接な関わりのお話です

「実戦で自分ならこうしているだろう」という視野で考えてください

まず視点問題     

①=緑の連鎖尾が視野に入れば2点、組めれば3点、紫も視野に入っていれば4点

②=連鎖を緑だと2個縦に積まなくてはいけないが、水色なら1個でいけるとわかれば5点

③=左からの4連がとっさに撃てれば4点、左から紫を利用してのリバースが
できるなら5点、ほぼ4列目のみでできる縦掘りでの発火もできるなら6点以上


視点(着眼点)や連鎖の視野を幅広く考える為には意識・経験・知識の3つが不可欠です
意識=考えることを放棄しないこと、他に方法はないかを探そうとする意欲
知識=ここでこういう方法がある、あの強い人はこんな方法も使っていたという知識
経験=実際に取り組んでみて失敗したりといった、補助のための経験


ここでまず①の説明から

3点をはみんな取れると思います、紫が視野に入らなかった人は左3列でしか連鎖尾を
考えていないせいでこの現象がおこります、紫は有効素材です
①は簡単な4列視野の問題ですが、この4列視点の常時意識に到達できた人は
簡単な例ですがこのような状況の時に赤を非常に有効に利用できます

②は自分の連鎖がどう消えていくかが把握できていないためにおこります
ぷよが1個ずつバラバラになっていると途端に意識できなくなるのは階段の名残でしょうか

③は実戦では実は気付きにくい問題です、連鎖は上から下へ繋がるという固定概念があると
4点の部分にすら気付けません、また紫を利用してのリバースは形としての知識がなければ組むことは難しいです、最後に4列目の縦連鎖、これは非常に難しいです。
縦の連鎖は元々難易度が高いうえに、この形は左からのリバースが可能であるという知識があるばあい、そちらからの連鎖しか考えなくなる可能性が非常に高いです
6点「以上」となっているのはその為です

次に、前にも出てきた、こんな連鎖

この5連鎖を何故3連鎖や4連鎖と間違えるのか、考えてみてください
考えられる原因をいくつか挙げますね
・自分の中で連鎖としてパッと見わかる部分しか意識していない(視野がそこだけ)
・自分の知識に、こういう流れの連鎖が1つもない(連鎖力不足)
・左下は連鎖尾だという思い込みによる緑の見落とし

上級者の方が見間違えるのは3つ目でしょう
1つめは凝視能力不足か連鎖力不足2つめは連鎖力不足です

連鎖能力ってのは視野と密接にかかわりがあるってのはそういうことです